気分屋は双極性障害の人と見分けがつかない場合があり、敬遠される

 気分屋は双極性障害の人と見分けがつかない場合があります。最近はメンタルヘルス問題を内に宿した人も増えていて、うつ病患者も増加。

ストレス社会が広がっていますが、うつ病に対しては理解や知識も深まっています。ただ、気になるのは双極性障害に関連しての認知度と、早期発見できないことです。

双極性障害は極端に感情落差が大きく振れる心の病気で、躁状態とうつ状態を繰り返します。ひどく落ち込んでうつ病状態になったかと思うと、翌日には元気に活動。

ずっとふさぎ込んでしまう「うつ病」と違って、周囲からみると落ち込んだ後、元気になった思われます。そのため病気であるとは、察知できません。

躁うつ状態を反復するため、気分屋やわがままな人と敬遠されたりもします。

「双極性障害」はそう状態とうつ状態、もしくは軽躁状態が出てくる病気。躁状態がある場合は「双極I型障害」、軽躁状態だけの場合は「双極II型障害」とされています。

躁状態のみがある人も、いずれうつ状態が現れることが多いので、診断は双極性障害。一方、軽躁状態だけがありうつ状態がないときは、「双極性障害」とはなりません。

この双極性障害は、100人に1人しか罹らない病気で、誰でもがなってしまう「うつ病」とは大きく違います。

いったん治癒しても、放置しておくとほとんど場合数年以内に再発します。なので予防療法が生涯に渡って必要。

ひょっとして周りにいる気分屋は、「双極性障害」かも知れませんね。

気分屋の成功者の素晴らしい点は、仕事の時と休憩の時のオンとオフ

 気分屋は成功者の中にも、もちろんいます。気分屋といえば多くの場合、悪い印象を受けることが多くあります。元来、気分屋という言葉自体が、良い意味では使われていません。しかし、人間には悪いところがある一方、良いところもあります。

ここでは気分屋が成功者となる、良いところに注目してみましょう。気分屋の人の素晴らしい点は、仕事をしている時と休憩している時のオンとオフが、シッカリできていることです。

気分が乗らないと、あまり動きませんが、気分が乗れば徹底的な行動にでます。気が向かないと、精神的に苦しくなるのが気分屋。気分が乗ると、休んだ仕事の分を一気に挽回することができます。

気分屋の人は、自分の心の抑揚に対して忠実。気分が晴れていると明るくなり、気分が沈んでいると暗くなる、気分を害せばヘソを曲げる、それが気分屋というもの。

逆に言えばそんな要因がないときは、大体において明るく誰からも好意を持たれる態度を見せています。いつもムードメーカーとして周りを盛り上げます。このノリの良さが、気分屋の最大の長所であり魅力。

この長所が発揮された人は成功者となっています。もちろん人間には誰しも長所と短所があるもの、どちらを伸ばすかは人それぞれということもできます。

気分屋にもいいところがありますね。

気分屋 褒め言葉

 気分屋には褒め言葉も重要になってきます。気分屋の人を友人に持っていると、そのコロコロ変わる態度が付き合いにくい場合も多々。

夫婦などでは、妻にわがままと言えば、思ったこと言っただけと返され喧嘩になることもあります。少し頭に来たから、と一言悪口を言い出すと止まらくなるもの。文句が次から次へと続き、最終盤は険悪な状態。

こういった場合のわがままも、いつもマイペースだなと言い換えれば少し優しい気分になれます。ここでは、微妙な悪口や性格などを、褒め言葉に変換する方法を紹介します。

消極的というのは、一般的に言えばネガティブなイメージ。でもこれを褒め言葉から考えると、調子に乗らない人や慎重に物事を考える人ということになります。

大ざっぱと言えば、何となくがさつなイメージ。これも良い方から見れば、細かいことにこだわらない人ということ。なんとなく心が広い良いイメージに変換。

態度が大きいと言えば横柄な感じもしますが、物おじしないといったり、堂々とした人と言えば威風堂々した人物。行き当たりばったりと言えば優柔不断でフラフラしている人のようですが、臨機応変な人と言えば頼れるイメージに変換。

ケチな人といえば完全に負の感覚。ですがこれを物を大切にする人だったり、物持ちがいい人とすればまさに正の感覚。

こんなふうに気分屋も、褒め言葉に変えていきたいですね。